こんばんは。

前に記事にしたマンション管理組合の大規模修繕等は、専門的な話なので勉強してまた改めて書きたいと思います。

相模原市の入札・契約制度のページを掲載するのを忘れていたため掲載しておきます。
このページの一番下「その他」に各契約書があるので参考になるかと思います。

相模原市 入札・契約制度(工事・コンサルタント)
http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/keiyaku/13307/003925.html

これに関しては改めて。


【日本の町の特徴】

よく言われますが、日本の文明・文化、進化は世界的に見てもやはり異質と言えます。
少し前にベストセラーとなった「文明の衝突」(ハンティントン)では、世界の文明は7つ、もしくは8つに分かれていて、これらの文明の衝突により大きな紛争等が起きると述べています。

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この文明の区分は主にキリスト教・ヒンズー教、儒教といった宗教や思想、文化の相違から分かれています。日本だけ1か国で1つの文明と定義されているのが日本人からすると不思議でもあります。

これは海外から見ると、日本はただ単に「神道」というだけでなく、「日本人の思考や思想が周辺諸国と明らかに異質である」と認知されていることでもあります。

日本史、特に戦国~安土桃山時代、明治維新後をみると、日本の古来からの生産能力・豊かさ・技術力の高さが分かります。
西欧とは違う方向で進化していき、西欧の最新技術と接したらすぐにそれを吸収出来るというのは、元々西欧文明と同等以上の技術力を保持していたからであり、「モノマネ、コピーだけは得意」とたびたび卑屈に揶揄されるのには違和感を覚えます。

「西欧先進主義」という考え方は、「なんでも西欧文明の思想や文化が先進的であり無条件に見習うべきである」といった思考停止を生むだけです。

例えば、日本の「電線の地中化」といった議論。
「西欧は電線・電柱を地下化し町の景観を大事にしている。日本の電線・電柱の地下化が進まないのは先進国として恥ずかしい」という思考停止、結論ありきの記事をよく目にしますが、これには違和感を覚える方も多いかと思います。

日本の電線の地中化が普及しない理由は、諸外国に比べて町の代謝(発展)が早いことなど、文化の差異によるものです。

こういった点を踏まえ、現代の日本の町の特徴(鉄道中心、駅前中心主義)、この現代の日本の町の成り立ちについて徒然書いていきたいと思います。